■週5日制 |
子どもに時間的なゆとりを与え、自主性や創造性が発揮される場を広く活用できるようにするとともに、家庭教育・社会教育を重視する立場から、すでに昭和46年から隔週土曜休業を取り入れ、約20年の実績をもとに、平成3年度からは完全週5日制を実施しています。 |
|
■日記指導 |
1年生から6年生までの全学級にわたって日記指導を行っています。これは、学校創立当時の日記指導が伝統となって、ごく自然に受け継がれてきたものです。日記指導をとおして子どもと教師の心の交流を深め、また、書くことによって現実から学び取っていく姿勢なども育っていくことになるのです。
|
■夏の学校 |
全学年が夏の学校を実施しております。都会を離れて山・海の大自然に接し、心身の鍛練、個と集団の生活、師弟同行による「二十四時間教育」です。水泳訓練や登山訓練には、卒業生の社会人や大学生・高校生が多数協力しています。平成15年度は1、2、3年生が箱根、4年生が三浦、5年生は福島、6年生は岩井で実施しました。
|
■「凝念」(ぎょうねん) |
成蹊小学校の創立当時から行われているもので、人格教育を象徴するのが「凝念」(ぎょうねん)です。手をかさね、左右の親指をあわせ桃の実の形をつくり、黙想します。授業のはじめや給食の前などに不可欠の儀式であり、精神統一をさせる効果があります。凝念と同様に子供たちに身近なものが「心力歌」(しんりょくか)です。これは子供たちの中にある“大きな心“や“強い心”を育む教育の必要性を唱えた創立者中村春二のメッセージです。凝念と心力歌によって、成蹊小学校の子供たちは精神のトレーニングを重ねていきます。心力歌について詳しくはこちらをごらんください。
|
■「こみち」の授業 |
「こみち」は、教科の領域を取り外し、幅広い見地から学習していくものです。成蹊の恵まれた自然環境の中で学び、学校行事や日々の活動の中から友達や先生を含めた人とのつながりを学び、家族とのふれあいなども考えていきます。また、学校や自分にかかわりのある人々との輪も大切にしていきます。中学年からは、「自然」「社会」「人間」「学び方」の枠組みの中で、学年相応の課題意識をもってテーマに挑戦します。
さまざまな体験や直接経験を重視し、五感を駆使した総合的な教育活動なのです。
|
■桃の会活動 |
成蹊小学校の児童会は「桃の会」と呼ばれています。「桃の会」にはクラスを主体とした”学級桃の会”と、”学校桃の会”があります。学校桃の会には5・6年生全員が13の委員会に分かれて所属します。各人が興味あるものに参加して積極的に活動することで、組織のなかの自己の役割などを身をもって学ぶとともに、自治の意識を育てていきます。
|
■クラブ学習 |
「クラブ学習」は子どもたちがスポーツや文化活動を通じて、自分で考えること、楽しみながら心身を鍛えることを目的として、毎週1回行われる授業科目です。5、6年生はすべて文化系と運動系のいずれかの部に所属します。
文化系の部:科学、家庭、美術、ブラスバンド、ボランティア、太鼓
運動系の部:剣道、サッカー、バレーボール、ラグビー、野球、硬式テニス、軟式テニス、陸上競技、卓球、バスケットボール、バドミントン |
■成蹊中学校への推薦入学 |
児童の日常の学習状況や生活態度などを勘案して成蹊中学校に推薦する制度があります。 |