代 表 者   

成蹊小学校長 金納 善明

<成蹊小学校>

■所在地 連絡先
〒180-8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1
Tel 0422-37-3838
Fax 0422-37-3861
e-Mail:shougaku@jim.seikei.ac.jp
URL:http://www.seikei.ac.jp/elementary/index.html

■理事長 岸 曉
■校 長 岡崎 忠彦
■生徒総数 704名
■教師の数 41名 専任33名 非常勤8名
その他の職員 15名


 


自立・連帯・創造 

 「私の考え」を持ち表現できる子ども(自立)、集団の中で自分を活かすことのできる子ども(連帯)、生活の中で創意工夫できる子ども(創造)…これが、私ども小学校が掲げた21世紀の教育目標です。

 成蹊学園の新・成蹊創造プランにある「個性を持った自立的な人間の創造」に呼応した私ども小学校の子ども像(自立・連帯・創造)は、これから具体化していく小学校施設再開発のキーワードでもあります。子どもたちが自立する空間、連帯する場、創造を保障するスペースと、子どもたちが生き生きと活動したり、またある時には、静かに癒されたりする「子どもたちの居場所」を、ぜひ新校舎に実現させたいと願っています。

 そして、こうした目標があるからこそ、変革期にある今、子どもたちとのふれあいがますます大切になります。校歌「土の育くむ」が、「昨日の吾を 超えし輝き尊し…共に向上の 吾等の姿」と謳っているように、私ども小学校の教師集団も、「昨日の吾」を果敢に越えていく子どもたちのまぶしいばかりの成長のエネルギーに負けることなく、共に学んでいかなければなりません。

■成蹊の名の由来
■なんで桃のマークなの?

成蹊学園の教育の理想を最も的確にあらわしているのは「成蹊」という名前です。
「成蹊」という名は、司馬遷が「李将軍列伝」(史記)において李廣の人物を述べるため引用した諺「桃李不言下自成蹊」(桃李もの言わざれども下おのづから蹊を成す)から採ったものです。意味は「桃や李(すもも)は、口に出してものを言うわけではないが、美しい花やおいしい実があるから自然と人がやって来て、そこに小道(蹊)ができる。つまり、桃や李は、人格のある人のたとえで、そういう徳育のある人には、その徳を慕って人々が集まってくる。」ということです。
そのため、校章も桃をかたどったものになっています。


■成蹊大学に情報図書館が新設(成蹊学園創立100周年事業)

■設計は成蹊出身、坂 茂(ばん しげる)氏によるものです



2008年完成の新校舎
新しい校舎です
校舎内は木をふんだんに使用されています
ホームルームの様子
綺麗で広い多目的空間
理科室の机はキャスター付きで移動可能
数々の岩石が展示されています
図書館内の読み聴かせスペース(高学年)
図書館内の読み聴かせスペース(低学年)
明るいパソコンスペース
明るい図書館
自習スペース
ろうか&スペースから教室を臨む
教室にはサンサンと日の光が差し込みます
こんな工夫もされています
教室の脇にはパソコンが設置
階段&スペース
教室の外はこんなスペースも
とにかく明るいです
校舎の屋上は芝生が育成されています
校舎の屋上には太陽光発電システム
現在の発電量は

学園入口
学園正面入口より大学を望む
小学校中央館
小学校体育館
小学校給食棟
新校舎建設の為の建設中仮校舎
小学校松林館

地下道で体育館・給食棟へ

正面入口
中央館脇のモニュメント
最高の小学校体育館屋内プール
松林
緑多き環境
理科館と流水実験装置
朝顔も育てています
百葉箱
低学年用畑
中高学年用畑
木陰で休み時間も過ごせます
図書館
工作室
PCルーム
校内放送を児童がやります
坂茂氏設計のシェルター(紙の家)
入口監視用カメラ
アトリエ
馬術場
馬術部の厩舎
学校施設 箱根寮
箱根寮玄関
大学体育館
学園グラウンド
大学サッカーグラウンド
学園本館前庭園

 

■成蹊小学校建学の精神・教育方針
■建学の精神

成蹊小学校の創立者・中村春二は、設立趣旨の中で「(小学校の)6ヵ年の基礎教育さえうんとやれば、中学校にいっても大丈夫なはずです。こういうわけで、私は小学校の教育をしっかりやってみたいと思ったのです。これが成蹊小学校を設立した第一の要因です。」「何事にも自奮自励の精神をもって当たらしめ、自分のための教育だということを、小さい時からしっかり会得させたいと思います。教育は、自分自身の発達進歩のために、自分から進んで受くべきものだということが、本当に分かりさえすれば基礎の教育は成功したと思ってよいと思います。ですから、自学自修の習慣を確立させるということが、小学校教育の根底です。この根底をつくるのが、わが成蹊小学校の使命であると考えます」と述べています。自学自修は、教科の学習だけでなく、人物教育のもとでの広義の意味をもっています。子ども一人ひとりが内にもつ「こころの力」を発揮する土台を築くこと・・・これを教育の根底に置いています。知識偏重の画一的詰込み教育ではなく、個性を育てる場としての小学校教育を志向しています。


■教育方針

教育で特に重点を置いているのは、
1 集団と個の関係を深く考える活動を重視する
2 自主的に学習に取り組み、生活を高める意欲を育てる
3 価値あるものに接する機会を多くし、感性と豊かな心を育む創作活動を重視する
4 意志と体を鍛え、たくましく実践する力を育てる
5 生きた現実や、実物から学ぶ意欲を育てる
6 子どもと教師の人間的なふれあいを重視する
7 児童の能力に即して、適切な学習指導を行う
8 望ましい環境づくりを目指し、その実現をはかる

 
住所・最寄り駅


【学園正面】

 
  住所  〒180-8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1
  最寄り駅  ●JR「吉祥寺」駅
連絡先
  Tel 0422-37-3838   Fax 0422-37-3861
  E-mail shougaku@jim.seikei.ac.jp   URL http://www.seikei.ac.jp/elementary/index.html
特 徴
■週5日制
子どもに時間的なゆとりを与え、自主性や創造性が発揮される場を広く活用できるようにするとともに、家庭教育・社会教育を重視する立場から、すでに昭和46年から隔週土曜休業を取り入れ、約20年の実績をもとに、平成3年度からは完全週5日制を実施しています。
■日記指導
1年生から6年生までの全学級にわたって日記指導を行っています。これは、学校創立当時の日記指導が伝統となって、ごく自然に受け継がれてきたものです。日記指導をとおして子どもと教師の心の交流を深め、また、書くことによって現実から学び取っていく姿勢なども育っていくことになるのです。
■夏の学校
全学年が夏の学校を実施しております。都会を離れて山・海の大自然に接し、心身の鍛練、個と集団の生活、師弟同行による「二十四時間教育」です。水泳訓練や登山訓練には、卒業生の社会人や大学生・高校生が多数協力しています。平成15年度は1、2、3年生が箱根、4年生が三浦、5年生は福島、6年生は岩井で実施しました。
■「凝念」(ぎょうねん)
成蹊小学校の創立当時から行われているもので、人格教育を象徴するのが「凝念」(ぎょうねん)です。手をかさね、左右の親指をあわせ桃の実の形をつくり、黙想します。授業のはじめや給食の前などに不可欠の儀式であり、精神統一をさせる効果があります。凝念と同様に子供たちに身近なものが「心力歌」(しんりょくか)です。これは子供たちの中にある“大きな心“や“強い心”を育む教育の必要性を唱えた創立者中村春二のメッセージです。凝念と心力歌によって、成蹊小学校の子供たちは精神のトレーニングを重ねていきます。心力歌について詳しくはこちらをごらんください。
■「こみち」の授業
「こみち」は、教科の領域を取り外し、幅広い見地から学習していくものです。成蹊の恵まれた自然環境の中で学び、学校行事や日々の活動の中から友達や先生を含めた人とのつながりを学び、家族とのふれあいなども考えていきます。また、学校や自分にかかわりのある人々との輪も大切にしていきます。中学年からは、「自然」「社会」「人間」「学び方」の枠組みの中で、学年相応の課題意識をもってテーマに挑戦します。
さまざまな体験や直接経験を重視し、五感を駆使した総合的な教育活動なのです。
■桃の会活動
成蹊小学校の児童会は「桃の会」と呼ばれています。「桃の会」にはクラスを主体とした”学級桃の会”と、”学校桃の会”があります。学校桃の会には5・6年生全員が13の委員会に分かれて所属します。各人が興味あるものに参加して積極的に活動することで、組織のなかの自己の役割などを身をもって学ぶとともに、自治の意識を育てていきます。
■クラブ学習
「クラブ学習」は子どもたちがスポーツや文化活動を通じて、自分で考えること、楽しみながら心身を鍛えることを目的として、毎週1回行われる授業科目です。5、6年生はすべて文化系と運動系のいずれかの部に所属します。
文化系の部:科学、家庭、美術、ブラスバンド、ボランティア、太鼓
運動系の部:剣道、サッカー、バレーボール、ラグビー、野球、硬式テニス、軟式テニス、陸上競技、卓球、バスケットボール、バドミントン
■成蹊中学校への推薦入学
児童の日常の学習状況や生活態度などを勘案して成蹊中学校に推薦する制度があります。

 

■編集者取材のコメント
 中央線屈指の人気校も取材を実施するとガッテンできます。武蔵野の広大で緑多き敷地に、小学校から大学まで同一キャンパス内に有り、その教育環境は最高です。教育環境は勿論、先生方の教育に対する熱意、生徒さんの明るさ・活発さ、何を取っても最高だと感じます。来春からは、28人学級×4クラスがスタートします。また、男女比も同数になります。さらに、校舎は順次、建て替え時期に入ります。完成は2008年を予定され、完成すると、その教育環境には更なる磨きがかかるものと思います。合格するには狭き門かもしれませんが、我が子を託したくなる学校だと思います。
(^^)/



Copyright 2002 e-ojyuken.com All Rights Reserved.